野球用語?などで「球が軽い」や「重い球質」など言われますよね?(言わない?)
バドミントンでも「あの人のスマッシュは速いけど軽い」だの「それにひきかえ彼のスマッシュは重くて返しにくい」などと会話されるのを時々聞きます。
つい先日の交流会でもそんな会話がありました。数年前マレーシアのTOPコーチ達も英語で同じような内容の話をされてましたが、そんなことあります?
同じ高さから落とした鉄球を同じ条件(高さや距離、スピードなど)で受け止めた時の衝撃は同じになりませんか?この衝撃具合が異なる為には何が必要でしょう?
1つ目として考えられるのはバドミントンの場合はいわゆる「キレ」が関わってくるのでしょう。ラケット面の傾きとスイングの方向の違いから生じる「錯視」を生み出せるとキレたショットが生まれるのではないでしょうか?
もう1つはシャトルの質だと思います。シャトルの質は高ければ高いほど軌道が安定してまっすぐ飛行します。質が落ちれば真っ直ぐには飛ばず少しずつ上下左右のどれかの方向に曲がって飛行します。スマッシュがびっくりするほどネット際に落ちるのを見たことがありませんか?あれです!更にシャトルは徐々に速度を落としますがこの速度の低下率が標準よりも遅かったり速かったりすると肘の伸びたところで捉えるのが困難になり重く感じるのではないでしょうか?
つまり相手のデセプションが入ったショットやシャトルの質により差し込まれる(肘が曲がった位置でレシーブをさせられる)から自分の腕の重さやラケットのラギングバックなどで重く感じるだけであって、ディフェンス技術を鍛えれば今まで重いと感じていた球も軽く返球できる筈ですがいかがなものでしょう?
#重い球質 #バドミントン #キレ #錯視
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