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  • toshichankangeki38

不幸になる目標、幸せになれる目標

みなさん目標は決めていますか?

私はバドミントンコーチとしてジュニアからシニアまで個人レッスンをさせて頂いてますが、目標の設定の仕方を間違えているために不幸になるプレーヤーを多く見てきました。

みなさん目標に向かって努力をするのですが、その目標の設定の仕方で不幸になったり幸せになったりと2つに分かれるというお話です。

なぜ不幸になる前に教えてやらなかったのかと叱られそうですが、私も最近気づいたからです。私の教え子たちに届くといいなとの気持ちから記事にしました。


選手は目標を全国大会出場だとか県でベスト4だとかと設定しがちです。勝負事は選手自身がコントロール出来ないもの(相手の調子や当日の体調、作戦、環境など様々な要素が絡み合うため)なので本人がコントロール出来ない、またはコントロールするには難しすぎる事柄を目標に設定すると目標が達成できない可能性が大きいと思っています。


仮に次の大会で日本で1番になると目標を設定した選手が複数居たとするとそのカテゴリーでは1人以外(もしくは全員)は目標を達成出来ないことになります。

更にその目標を達成できたとしても次の目標を設定しなければいけないことになり、それが延々と競技を続ける限り付きまとう事となります。


勝ち続ければいいのですが現実問題中々そうは行きません。負けるのが恐くなる選手が多いのは事実です。

そんな目標は達成した時は幸せを感じるかもしれませんが、短時間で幸せは終わるでしょう、次の目標に向かって進まないといけないし、目標の手前では負けられないからです。


ではどんな目標にすればいいのでしょうか。

それは自分で完全にコントロールできる事柄に設定することです。

例えばフットワーク練習を月に1万回、2重飛びを月に3万回すると設定したとします。

これだと完全に自分でコントロールできる事が判ります。


では全国大会出場とかは目標ではダメなのかと問われたら、目標ではなく夢と呼びましょうと答えます。


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